「大丈夫…。大丈夫…。
みんなも頑張っているんだから」
「これくらい我慢しなきゃ…」
「まだ頑張れる…」
「考え方を変えれば、
きっと楽になるはず…」
あなたは、自分に
こんな言葉をかけ続けていませんか?
本当は仕事が辛い―――
本当は人間関係に疲れている———
本当はもう辞めたい―――
本当は誰かの期待に応える人生
ではなく、自分らしく生きたい―――
それなのに私たちは、
頭の中で一生懸命「大丈夫」
という理由を探します。
脳に言い聞かせるように、
自分を納得させようとします。
でもそれで、上手くいってますか?
私は自分の人生を通して、
あることに気づきました。
それは、
いくら脳を騙しても、心は騙されない
ということ。
頭では「これが正解だ」
と思い込もうとしても、
心が「違う」と感じているなら、
その違和感は簡単には消えません。
むしろ、無視すればするほど、
心は別の形でサインを
出してくることがあります。
今回は、仕事や人間関係に悩み、
自信がなく、他人軸で生きることに
疲れてしまった方へ向けたお話。
「本当の気持ち」に気づくことが、
人生を変える最初の一歩になる
ということを、私自身の経験も
交えながらお話ししたいと思います。
脳は「正しい理由」を探してくれる。でも、心は本音を知っている。
人は不思議なもので、
どんなに辛い状況でも、
そこに居続ける理由を
見つけることができます。
「今辞めたら迷惑をかけるから」
「次の仕事が見つかる保証がないから」
「せっかくここまで頑張ったから」
「せっかく頑張ってとった資格があるから」
「ただ私が我慢弱いだけかもしれない」
「もう少し頑張れば変わるかもしれない」
もちろん、現実的に考えることは
とても大切です。
仕事を辞めることも、
人間関係を変えることも、
勢いだけで決めればいいわけでは
ありません。
でも、本当はもう限界なのに
“辞めないための理由”を
探し続けていると、
私たちは知らないうちに
自分の心を置き去りに
してしまうことがあります。
頭では、
「これが正しい選択」
「今は我慢するべき」
「みんなもそうしている」
と自分を説得する。
けれど心の奥では、
「もう苦しいよ」
「本当はここにいたくない」
「私は違う人生を生きたい」
そんな声が聞こえている。
人間はその心の声に対して、
忙しい毎日のなかで余裕を失い、
聞こえないふりをしてしまったり、
脳で考えたことの方が
正しいと認識したりします。
脳は、とても優秀です。
今までの経験や常識、
周りの意見をもとにして、
「失敗しないための答え」を
一生懸命探してくれます。
でもね。
心はもっと正直なんです。
損得ではなく。
世間体でもなく。
「本当はどうしたいの?」という問いに、
あなたの知るずっと前から気付いていて、
答えを知っていることがあるんです。
だから、
いくら脳に「大丈夫」と言い聞かせても、
心が「苦しい」と叫び続けているなら、
その本音まで掻き消すことはできません。

私も「続けられない自分」を脳で騙そうとしていた
私はこれまで、
15回もの転職を繰り返してきました。
当時の私は、
転職を繰り返す自分のことを
「ダメな人間」だと思っていました。
「どうして私は、みんなみたいに
同じ会社で働き続けられないんだろう」
「また辞めたいと思うなんて、
私の我慢が足りないんだ」
「もっと前向きに考えなきゃ」
そうやって、
何度も自分に言い聞かせていたんです。
仕事が辛くても、
「給料をもらっているんだから」
「仕事なんだから楽しくなくて当たり前」
「人間関係なんて、どこに行っても同じ」
そんな“正しい言葉”で、
自分を納得させようとしていました。
もちろん周囲の人間も、
全く同様のアドバイスをくれました。
周囲にある大多数の人の
言葉は世間一般的に“正解”。
そんな風に思うのが普通でしょう。
逆の発想をもって、
私の考えを覆すような人間は
身近に居なかったこともあって、
「脳を騙しながら生きる事」が
容易でした。
そしてそれが、
間違っているということに
気が付けませんでした。
でも、何度自分に言い聞かせても、
心の苦しさはなくなりませんでした。
むしろ、自分の本音を無視するたびに、
「本当の自分が何をしたいのか」が
わからなくなっていったように思います。
自信もなくなりました———
何度転職しても違和感しかありません―――
何を選んでも間違っている気がしました———
何年も、涙する毎日、
生きた心地のしない日々―――
そして―――
いつの間にか自分の気持ちよりも、
「周りからどう思われるか」を
優先するようになっていました。
まさに、他人軸です。
「家族が安心するから」
「周りがちゃんと出来てるって認めてくれるから」
「普通はこうするものだから」
そうやって生きていると、
頭の中には”理由”がたくさんできるのに、
なぜか心は満たされない日々が
続いていきました。
「ねぇ、これって私の心が弱いから?」
「ううん、違うよ。これは、心が弱いからじゃないよ!」
今なら、あの頃暗い穴の底にいた私に
そんな風に声をかけてあげられます。
あなたがもし、
心の満たされない日々を
送っているのなら・・・
それはあなたの心が、
あなたに本当の気持ちを
ただただ伝え続けている
だけなのかもしれません。
心のサインは、いつも「言葉」だけとは限らない
心の声は、
「私は本当はこうしたいです!」と
いつも自分に解りやすく教えてくれる
わけではありません。
ときには、こんな状態に陥ってしまいます。
仕事に行こうとすると急に気持ちが重くなる―――
休日なのに、何もする気になれない———
誰かと会った後、理由もな ググったりする―――
「辞めたい」と思っているのに、
「辞めちゃダメ」と自分で打ち消してしまう―――
本当は好きなことをやりたいのに、
なぜか行動できない———
そんな形で、心がサインを
出していることもあります。
大切なのは、そのサインを見てすぐに
「私はダメだ」と判断しないことです。
「どうしてこんなにやる気がないんだろう?」
ではなく、
「私は、何か無理をしているのかな?」
と、自分に優しく問いかけてみる。
「どうして仕事に行きたくないんだろう?」
ではなく、
「仕事の何が、こんなに私を苦しく
させているんだろう?」
と聞いてみる。
答えがすぐに出なくても大丈夫😌
長い間、
自分の本音を無視してきた人ほど、
最初は心の声が聞こえにくく
なっていることがあります。
でもね。
少しずつ少しずつ
自分に意識を向けることで、
忘れていた自分の気持ちが
見えてくることがあるんですよ。
「ポジティブに考える」だけでは、消えない違和感もある
辛い時、「考え方を変えればいい」
と言われた経験はありませんか?。
確かに、物事の見方を変えることで
楽になることもあります。
タロットカードの出方によっては
その様に伝えることもありますし、
私自身、考え方を変えたことで
救われたこともたくさんあります。
でも、何でもかんでも
「ポジティブに考えよう」
とする必要はないと思うんです。
本当は悲しいのに
「感謝しなきゃ」とか、
「元気にふるまわなきゃ」とか。
本当は怒っているのに、
「相手にも事情があるから」とか。
本当は苦しいのに、
「もっと恵まれない人もいるから」とか。
こうやって、
本当の感情の上から
“正しい言葉”を重ね続けても、
心そのものが納得するとは限りません。
大切なのは、
ネガティブな感情を
なくすことではありません。
「私は今、そう感じているんだね」
と認めてあげること。
辛いなら、辛い。
嫌なら、嫌。
怖いなら、怖い。
まずは、それでいいんだと思う。
なにも感情に飲み込まれる必要は
ないんです。
感情のまま、
すぐに大きな決断を
する必要もありません。
ただ…
自分の気持ちを「なかったこと」
にしないで下さい。
それを意識するだけでも、
自分自身との関係は
少しずつ変わり始めます。

タロットは、「脳で作った答え」ではなく「心の声」を知るきっかけになる
私はタロットのメッセージをきっかけに、
自分の現状や立ち位置、そして
自分の本心に気づくことができました。
タロットが、私の未来を
決めてくれたわけではありません。
私は私の力で、自分の運命の
ハンドルを握りました。
「あなたはこの仕事を辞めなさい」と
命令されたわけでもありません。
「この人とは離れた方がいい」と
言われたわけでもありません。
変わりに、
一枚のカードを見つめながら
「私は、どう感じるかな?」
「この言葉に、何でこんなに
引っかかるんだろう?」
と考えることで、
自分の中にあった本音が
少しずつ見えてきただけです。
人は、「あなたはどうしたいの?」と
誰かに質問されると、その質問に
答えられないことがあります。
でも、カードを通して問いかけられると、
不思議なくらい心が反応することがあります。
それはきっと、普段は脳が作っている
「こうあるべき」という答えから
少し離れ、自分自身と向き合う時間が
生まれるからなのかもしれません。
「私は本当はどうしたい?」
「今の苦しさは、何を教えてくれている?」
「もう手放してもいいものは何?」
「誰かの期待ではなく、自分のために選ぶなら?」
そんな問いを、自分に投げかけてみる。
タロットは、そのための
小さな入り口になると私は感じています。
占い結果に人生を委ねるためではなく、
自分の心が何を感じているのかに
気づくために。
それが、タロットです。
心の本音に気づくと、人生はすぐに変わらなくても「選択」が変わり始める
本音に気づいたからといって、
翌日からすべてが変わるわけでは
ありません。
私も、気づいた瞬間に
自信満々になれたわけでは
ありませんでした。
怖さもありました。
迷いもありました。
何度も「これで本当にいいのかな」
と考えました。
でも、ひとつ変わったことがあります。
それはね、
自分の本音を無視したままいることが、
少しずつ苦しくなったんです。
前は、
「嫌だけど、仕方ない」
「みんながそう言うから」
「私には無理だから」
と諦めていたことも、
「本当に私はそれを望んでいる?」
と立ち止まれるようになりました。
この小さな変化が、
とても大きかったんです。
人生は、大きな決断だけで
変わるのではありません。
毎日の小さな選択の積み重ねで、
少しずつ変わっていきます。
それが、最終的に大きな決断を
選択できる人間へと成長していく
だけなんです。
初めは本当に小さなことかもしれません。
無理な誘いを断る―――
嫌なことに「嫌だ」と認める―――
誰かにすぐ答えを聞く前に、
自分の気持ちを聞いてみる―――
5分だけでも、
自分と向き合う時間をつくる―――
そうやって他人軸から少しずつ離れ、
自分の心を大切にする選択を増やしていく。
すると、不思議なくらい
「自分はどう生きたいのか」が
見え始めることがあります。
いくら脳を騙しても、心は騙されない
もし今、あなたが自分に何度も
「大丈夫」と言い聞かせているなら。
一度だけでいいので、
その言葉の奥にある本音
を聞いてみてください。
「本当に大丈夫?」
「本当は、何が辛い?」
「誰に気を遣いすぎてる?」
「何を我慢してる?」
「本当はどうしたい?」
すぐに答えが出なくても大丈夫!
大切なのは、脳が出してきた
「正解」を急いで選ぶこと
ではありません。
あなたの心が感じていることを、
ちゃんと聞いてあげること。
いくら脳を騙して、
「私は幸せ」
「これでいい」
「我慢しなきゃ」
と言い続けても、
心が苦しいなら、その声には
意味があるのかもしれません。
その違和感は、
あなたを困らせるためにあるのではなく、
「そろそろ自分を大切にしてほしい」と
伝えているサインなのかもしれません。
私も、15回の転職を繰り返しながら、
ずっとずっと自分を責めてきました。
でも今は、
あの経験があったからこそ、
自分の本心を見ることの大切さを
知ることができたと思っています。
自信がなくてもいい―――
すぐに答えが出なくてもいい―――
誰かのように上手に生きられなくてもいい―――
まずは、自分の心を騙さないこと―――
「私は、本当はどう感じているんだろう?」
その問いから始めてみてください。
あなたがずっと探していた答えは、
誰かの中ではなく、もうあなたの
心の中にあるかもしれません。
そして、その声に
少しずつ気づいていくことが、
辛い仕事や人間関係、他人軸に
振り回される毎日から抜け出すための
第一歩になると思います。

自分の本心がわからない時は、「書く」「引く」の時間をつくってみる
長い間周りに合わせて生きてきた人ほど、
「自分が本当は何をしたいのかわからない」
と感じることがあります。
そんな時におすすめなのが、
頭の中だけで考え続けるのではなく
自分の気持ちを書き出すことです。
なんでもOKなので、
好きなノートに
「今、私は何が嫌?」
「本当はどうしたい?」
「もし誰にも否定されないなら、何を選ぶ?」
「今日の気持ちはどんなだった?」
と書いてみる。
そして、タロットを持っている方なら
一枚引いて、そのカードを見ながら
今の自分の素直な気持ちを
書き出してみるのもおすすめです。
答えを当てる必要はありません。
未来を完璧に知る必要もありません。
この時間に一番大切なのは、
カードをきっかけにして
自分の心との会話を始めることです。
初心者向けのタロットカードや、
カードの意味をわかりやすく学べる
入門書ももちろんありますが、
誰かの視点で自分を見てもらって
占い結果から自分の心と向き合う
方法もあります。
それが個人鑑定を受ける事だったり、
YouTubeで占いを見てみること
だったりします。
ご自分の状況で、好きな方法を
選んで試していくのがいいかと思います。
それから、気持ちを書き出すための
ジャーナル(ノート・日記)などは、
「自分と向き合う習慣」を
つくるための心強いアイテム
になります。
あなただけの
オリジナルジャーナルが完成したら、
自分と向き合う時間、自分を大切に
する時間も一層増えそうですし、
後になって見返すのも楽しそうですね😊
「自分の本音がわからない」
「タロットを始めてみたい」
「もっと自分軸で生きられるようになりたい」
そう感じている方は、
自分に合いそうなものから、
無理なく取り入れてみてください。
脳が作った「こうするべき」
という答えを追いかけ続ける前に、
今日だけは少し立ち止まって、
心に聞いてみませんか?
あなたは、本当はどうしたいですか?
その答えを大切にすることから、
人生は少しずつ変わり始めます🍀